昨年ワシントンで協議した(左から)崔氏、シャーマン氏、森氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
昨年ワシントンで協議した(左から)崔氏、シャーマン氏、森氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓米軍当局が北朝鮮による2月27日と3月5日の弾道ミサイル発射実験について、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の最大射程での発射に先立つ性能試験だったと分析したことに関連し、韓米日の外務次官が電話協議を行い、緊張を高める行為を止めさせるために協力を強化することを確認した。 韓国外交部は11日、同部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官がこの日午後に米国のシャーマン国務副長官、日本の森健良外務次官と電話協議を行い、朝鮮半島問題やウクライナ情勢について意見交換したと発表した。 韓米日外務次官による電話協議は2月2日以来。 3氏は北朝鮮が国連安全保障理事会(安保理)決議に違反して弾道ミサイルを相次いで発射したことに関連し、動向の分析を共有した。 外交部によると、協議では北朝鮮に対し対話と外交に応じるよう促しながら、北朝鮮が緊張を高める行為を中止するよう3カ国が今後も協力を強化していくことが確認された。 韓米当局は北朝鮮が先ごろ発射した弾道ミサイルを分析した結果、新型ICBMの最大射程での発射実験が差し迫っていると判断した。 また韓米日の外務次官はロシアによるウクライナへ侵攻についても協議した。 3カ国はロシアの侵攻を非難し、これを直ちに中止することを求め、対ロシア制裁など国際社会の団結した対応が重要という点を強調した。 外交部は「3カ国は急変する国際情勢の中で韓米日の協力の重要性を再確認し、今後も緊密な協力を続けることで一致した」と伝えた。
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