南東部・蔚山で発生した山火事(山林庁提供)=(聯合ニュース)
南東部・蔚山で発生した山火事(山林庁提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部は7日、東部で発生した大規模な山火事により、同日午後6時までに2万756ヘクタールの山林に影響が及んだと推定されると発表した。 1986年に関連統計が始まってから、これまでに最も被害が多かった山火事は2000年に東海岸地域で発生し2万3794ヘクタールに影響を及ぼしたもので、今回の被害はこれに迫る。 今回の山火事の被害面積はソウル市の面積(6万500ヘクタール)の3分の1を超えた。 人命被害はないものの、570の施設が被害を受け、慶尚北道蔚珍郡では272軒、江原道東海市では66軒、そのほか合わせて348軒の住宅が焼失した。 7日午後4時時点での鎮火率は、蔚珍郡と同郡と接する江原道・三陟市が50%、江原道東海市が90%、同道寧越郡が40%、大邱市達城郡が40%となっている。 同時刻までに消防士など9783人とヘリコプター92機、車両706台が投入された。 山火事により約220世帯、330人の被災者が発生した。
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