現場で取り押さえられた男(共に民主党選対副首席報道官提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
現場で取り押さえられた男(共に民主党選対副首席報道官提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国革新系与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表が7日、ソウル市内で大統領選(9日投開票)の選挙運動中に男からハンマ―で頭を殴られた事件を巡り、与野党は候補の警護を強化した。 警察庁は現在、大統領選の有力2候補である共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長にそれぞれ33人の警護員を派遣している。 李氏にはこれまで前後に1人ずつ2人の警護が配置されていたが、この日から前後左右に計4人の警護が付く。警察関係者は「選挙警護は(候補が)支持者と接触しなければならないため、危害を完全に防ぐことはできない」としながら「テロがいつ起こるか分からないため、警戒態勢を最高レベルに引き上げて警護を行っている」と説明した。 国民の力も尹氏に対する警護を強化する方針だ。現在尹氏の随行警護員は25人だが、これ以外にも警護員8人が一般の有権者の目につかない場所から監視しているという。 国民の力は尹氏と有権者のふれあいを妨げない範囲で警護を行い、万一の事態に備える方針だ。
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