ソウルで遊説に回る尹錫悦「運動圏と政権の交代が全て」=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウルで遊説に回る尹錫悦「運動圏と政権の交代が全て」=韓国(画像提供:wowkorea)
選挙終盤を迎えソウル・首都圏の総力遊説に乗り出したユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力大統領候補は、現政府と与党の不動産政策の実情を集中的に訴えている。尹候補は政府・与党を「運動圏・政権」と規定し政治家の交代に帰結するのは政権交替だけだと強調した。

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6日、尹錫悦候補はソウルのカンドン(江東)区・チュン(中)区の遊説現場で、最近の住宅価格暴騰の原因を政府の政策失敗から見つけた。彼は政府が意図的に住宅価格値上げに関わったとし、国民の保守化を防ぐための画策だと主張した。

また尹候補は「国民皆が自宅を持つと保守志向に変わり自分たちに投票しないと言っていた」とし「(パク・ウォンスン前ソウル市長が)オ・セフン前任市長からソウル市の新規住宅を建てるための再建築と再開発の全てを封じ込めた」とまで言った。

続いて「家を売って退職した方々がソウル近郊に引っ越して、差益を得ようとすると譲渡所得税をめちゃくちゃかけてくる」とし「いろいろやっていたら家が数軒あることもあるだろうに多住宅所有者を犯罪者扱いしている」と指摘した。

「民主党の運動圏・政権の実体を正確に知るべきだ」とし「労働者と弱者、庶民のためのように見えるが、うわべだけで詐欺同然で実際に困難な方々にもっと苦痛を与える集団だ」と主張した。

また「時代錯誤的な活動家の理念に陥り、数十年間政治圏でくすぶり、アメリカと権力、利権に執着してきた集団だと分かっていますか?」と語り「全体労働者の4%にも満たない強硬な労組を前面に立たせ権力をふるっていることを知っているだろう」と問うこともした。

青年雇用問題が悪化したことも、現政府が強硬な労組を多めに見たのが理由の大半だと判断した。

彼は「強硬労組が民主党と共に作戦を立てて前衛隊となった」とし「核心支持層も重要だが、なぜ少数の強硬労組の方だけを持つのかと思ったが、政治に関心のない支持層は役に立たないという認識が根底にある」と主張した。

尹候補は「韓国の労働者の知的水準と勤勉性は他の国の人々と比較するのが難しいほど」とし、「強硬労組に政府が肩入れさえしなければ、月給をもう少し与えるといっても(韓国で)働くほうがはるかに利益になる」と述べた。

イ・ジェミョン(李在明)共に民主党大統領候補への批判も続き、尹候補は「その民主党から大統領候補に選出された人が都市開発といいながら、キム・マンベ一党から3億5,000万ウォンを持ってきて、8,500億ウォンを与えた」と主張した。
「このように腐敗した人物を大統領候補に選出したあの党は潔白な党なのか」とし「李在明の民主党主導勢力がどれだけ腐敗しているか知っているだろう、これは見なくても明らかだ」と話した。

そして尹候補は今回の大統領選挙勝利を確信した。

彼は「投票すれば必ず勝ち、投票しなければ必ず負ける」とし「政権交代をして国を正常にするという人々が投票をしてこそ、彼らを押し出してこの国の未来を作ることができる」と強調した。
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