韓国禁煙運動協議会が先ごろ喫煙調査を実施した結果、20歳以上の喫煙率は23.2%と集計された。これを今年の推定人口と照らし合わせると、国内の喫煙者数は840万人と推定される。
 男女別では、男性の喫煙率が43.7%で前年同期比2.2ポイント低下したのに対し、女性は3.7%で0.9ポイント上昇した。年齢別の喫煙率は30代が29.5%で最も多く、20代が26.9%、40代が23.7%、50代が19.8%、60代が12.3%と続いた。

 喫煙者の1日平均喫煙量は、男性の場合11~20本が52.0%で最多を占め、次いで10本以下が32.9%、21本以上が15.0%となった。女性は10本以下が61.9%、11~20本が35.2%、21本以上が2.9%。喫煙期間は11~20年が33.0%で最も多く、次いで6~10年が23.1%、21~30年が15.9%、5年以下が15.4%、31年以上が12.6%となった。

 禁煙しようとした理由としては「健康が悪化したため」が65.3%と大部分を占め、このほか「周囲の勧め」が8.5%、「経済的理由」が7.1%などと続いた。禁煙に失敗した理由は「ストレスをたくさん受けたため」が37.0%で最も多く、次いで「禁断症状が出たため」が16.0%、「意思が弱かったため」が14.2%などと続いた。実際に禁煙した人は、禁煙を最も後押しした事項として、自分の意思(47.0%)、周囲の支持(16.6%)、子どもの助け(13.3%)、禁煙相談機関(4.9%)、禁煙広告(4.3%)などを挙げた。


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