蔚珍での山火事に「人命被害の防止が最優先目標」=韓国文在寅大統領(画像提供:wowkorea)
蔚珍での山火事に「人命被害の防止が最優先目標」=韓国文在寅大統領(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、キョンサンプット(慶尚北道)ウルチン(蔚珍)で発生した山火事について、「最優先的な目標を人命被害の防止に置いて、利用可能な資源を総動員して早期鎮火に全力を尽くす一方で、ハヌル(韓蔚)原子力発電所の安全措置にも万全を期さなければならない」と指示した。

韓国大統領府のパク・キョンミ報道官は4日、文在寅大統領が蔚珍における山火事の状況について報告を受けて、このように述べたと明らかにした。

文在寅大統領はまた、山火事鎮火の過程で消防隊員の安全にも特に留意するよう呼びかけた。

森林当局によると、同日午前に蔚珍郡北面ドゥチョン(斗川)里289一円で原因不明の山火事が発生し、強風にあおられて急速に広がっている。山火事はカンウォンド(江原道)サムチョク(三陟)市ウォンドク(遠徳)邑ウォルチョン(月川)里コポ村まで燃え広がった状態だ。山火事の現場から3km離れたところには「ハヌル原子力発電所」もあり懸念が高まっている。

なお、韓国山林庁(日本の林野庁に相当)は最高水準対応段階である「山火事対応3段階」を発令した。
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