文大統領、金正淑夫人とともに事前投票に参加…投票を督励するメッセージも

ムン・ジェイン（文在寅）大統領は第20代大統領選挙の事前投票初日となる4日午前、キム・ジョンスク（金正淑）夫人とともに青瓦台（チョンワデ、大統領府）付近のサムチョン（三清）洞住民センターを訪れ投票をおこなった。投票会場にはユ・ヨンミン（兪英民）秘書室長、ユ・ヨンサン警護処長、イ・チョルヒ（李哲熙）政務首席、パク・キョンミ報道官らが同行した。

キム・ジョンス の最新ニュースまとめ

事前投票に先立ち、文大統領はきょうフェイスブックとツイッターなどを通じ、「民主共和国の主権者として国民すべてが神聖な投票権の行使に参加してくださることを願う」と投票を督励するメッセージを発信した。

文大統領は、「参加する人は主、参加しない人は客」という独立運動家のトサン（島山）アン・チャンホ（安昌浩）の言葉を引用し、「投票がよりよい政治、よりよい生活、より多くの民主主義をつくる」と強調した。

特に、新型コロナウイルス新規感染者が過去最高値を記録していることと関連し、「政府は感染者を含むすべての人が投票に参加できるよう選挙管理と選挙防疫に万全を期している」と述べた。そして、「オミクロン株はまもなく過ぎ去るだろうが、われわれの民主主義は永遠のもの」と付け加えた。

文大統領夫妻は昨年4月7日のソウル市長補欠選挙の際にも三清洞住民センターで事前投票をおこなった。また、2017年5月9日の第19代大統領選挙の事前投票の際にも金夫人とともに事前投票をおこなっている。