年末から、乗用車に子どもを保護するためのチャイルドシートを設置することが義務付けられる。建設交通部が9日、自動車安全基準に関する規則改正案をまとめ、12月から施行する計画を明らかにした。
 従来は幼児保護用のシートを乗用車の座席に装着する場合、シートーベルトを利用したりしっかり固定させていないなどの問題点があった。そのため、規格化された付着具を乗用車の後部座席に設置させることにした。シート装着上の誤りが減り衝突時の安全性も改善され、交通事故の被害が減ると期待される。

 改正案ではまた、運転者が乗り降りする子どもを確認できる構造のバックミラーを設置させ、運転者が識別できないまま出発し交通事故が発生するケースを防ぐ。カーブ走行時の自動車のヘッドライトが、対向車の運転者をまぶしく感じさせるのを防ぐための配光可変システム(AFS)技術も認めることにした。


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