韓国のあるポータルサイトでプーチン大統領のプロフィールを検索すると、最終学歴が「龍仁大学大学院名誉博士」と出ている。
実際、龍仁大学は2010年にプーチン大統領に「柔道学名誉博士」学位を授与している。これは韓ロ国交正常化20周年を迎えた際の学位だった。
龍仁大学は「プーチン首相が普段から柔道精神をベースに国際スポーツ界と世界平和のために貢献し、韓国とロシアの相互間の体育文化交流および発展のために多大な貢献をした点を高く評価し、韓ロ国交正常化20周年を迎え名誉柔道学博士号を授与する」と説明した。
プーチン大統領は11歳の時から柔道を始めた。彼は「不良少年だった頃、柔道と出会って人生が変わった」と語り、柔道愛好家として「柔道の歴史、理論、実戦」という本を著している。2001年に韓国を訪問した際には大韓柔道会から柔道の名誉7段を授与された。
このようなニュースが伝わると、ネットユーザーからは該当学位を剥奪すべきだという声が高まっている。
論議が激しくなり、龍仁大学側は同日午前まで大学の公式ホームページに掲示されていたプーチン大統領の2010年学位授与当時の写真を現在削除した状態だ。
これについて、国際柔道連盟(IJF)も27日に声明を出し、「IJF名誉会長であり名誉大使でもあるプーチン大統領の資格を停止する」と発表した。 またIJFは5月にロシアのカザンで開催される予定だった「2022カザングランドスラム柔道大会」も中止にした。
ロシアはウクライナ侵攻以後、国際スポーツ界からも制裁を受けている。
ロシアで予定されていた各種スポーツ大会の中止、または場所変更の推進だけでなく、ロシア企業の後援を受けてきた英国、ドイツなど西側諸国の球団も続々と契約を取り消している。
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