水上タクシーは2つの船体を一つの甲板でつないだ双胴船と、一つの船体でできた単胴船の2種類で、定員はいずれも7人。全長9.5メートルの双胴船は最高で時速70キロメートルで走り、ある程度の波や風には影響を受けず安定している。単胴船は全長7.4メートルで最高時速は63キロメートルだ。外観は周囲の環境と調和するよう白で統一し、内部はカラフルで暖かい空間になっていると市は説明する。
料金体系と運航区間は、観光用と通勤用の2本立てにされた。観光用は年中無休で午前10時から午後8時まで、蚕室、トゥクソム遊園地、ソウルの森、蚕院、ニ村、汝矣ナル、仙遊島、蘭芝など11か所の乗り場につく。料金は距離に応じ2300ウォンから6万ウォンとなるが、人数での計算ではないため、大勢で乗れば料金は抑えられる。利用時は目的地を決めてからコールセンターに電話予約する必要があり、支払い方法は現金のほか、交通カードやクレジットカードでの決済も可能だ。
ただ、平日の通勤時間帯は1人当たり5000ウォンの料金で、区間もトゥクソム遊園地から汝矣ナルまでの運航に限られる。通勤時間帯は朝の7時から8時30分と夕方6時30分から8時までとし、それぞれ10分と15分間隔で運航されるが、来月からは蚕室から汝矣ナル区間も追加されるという。市関係者は、水上タクシーを利用すればトゥクソム遊園地から汝矣ナルまでの所要時間は15分で、陸上をタクシーで移動するより時間を短縮できるとアピールした。
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