韓国・テジョン(大田)地方裁判所刑事11部は22日、特殊傷害・ガス流出・住居侵入容疑で起訴された男Aに懲役3年を宣告したと明らかにした。
A(32)は昨年3月、やけどで入院していた大田トング(東区)の病院で、別の患者の点滴の管に注射器で浴室用洗浄剤を注入した容疑を受けている。
Aのこうした犯行により、被害者は胸痛や物質中毒、多臓器不全に陥った。
Aは当時、酒に酔い、点滴に注入した洗浄剤に関して「血管を広げる薬」と言い逃れていたという。
これを前にAは2020年8月にも酒に酔い他人の家に侵入したり、外部で液化石油(LP)ガス管を開きガスを流出させたりするなどの騒ぎを起こしていた。
裁判部は「同じ病室で寝ていた被害者の点滴に洗浄剤を混入するという猟奇的な犯行に厳罰が必要だ」とした上で、「反省する態度を見せる被告人が今後酒を止め、新たな人間として生まれ変わると誓っている点を考慮した」と量刑理由を述べた。
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