在宅・健康に合わせた形に…コロナが変えたお茶とコーヒー=韓国報道(画像提供:wowkorea)
在宅・健康に合わせた形に…コロナが変えたお茶とコーヒー=韓国報道(画像提供:wowkorea)
在宅で過ごす時間が増えるにつれ、気分転換のための茶類での“一服”の価値が注目されている。韓国農水産食品流通公社(aT)は今月18日、日本では最近、家庭向けのコーヒーの新製品発売が活発化していると明らかにした。特に、家庭で直接コーヒー豆を挽いて飲むコーヒーの市場は次第に拡大している。現地企業「キーコーヒー」が発表した「ブレンドコーヒー」はカフェ用に提供してきたコーヒー豆を家庭用に小包装した製品だ。自宅でコーヒーを楽しむ60代以上の消費者らを集中的に攻略した。“喫茶店文化の継承”をコンセプトに、1980年代のレトロな喫茶店の味を再現したのが特徴だ。

 家庭で飲みやすいサイズに容量を変更したコーヒーも人気だ。UCC「上島珈琲」は粉末コーヒー製品の容量を大容量(400グラム以上)から中間容量(250~399グラム)に減少させた。また、日本で初めて血糖値改善機能性成分が入った「珈琲生活プラス」を発売するなど、最新の消費者トレンドに対応している。ネスレジャパンも製法や味による商品細分化戦略を展開している。コーヒー豆の特性によってロースト(生豆を炒めること)を変えた新製品を発表し、健康認識が高まったトレンドを狙って米を利用した植物ベースラテを開発、本格的な販売に乗り出した。該当商品はソーシャルネットワーキングサービスで「米とコーヒーが思ったよりよく合う」、「さっぱりとした甘みが絶妙」などの肯定的な反応を得て注目を集めている。

 グローバル飲食品大手メーカーのネスレは、チョコレート菓子の「キットカット」(Kitkat)にも米を活用して生産するなど、さまざまなヴィーガン(vegan、完全菜食)菓子を披露している。aTの関係者は「いつ終わるか分からない新型コロナの状況で韓国産ゆず茶などの茶製品も日本の消費者トレンドに合わせたマーケティング活動の展開が必要だ」と述べた。

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