世界韓人の日記念式開催、張本勲さんらに勲章

第1回「世界韓人の日」記念式が5日、ソウル・三成洞の韓国総合展示場（COEX）で開かれ、世界各地から在外同胞500人余りが出席した。
　在外同胞と母国との連帯を強化し、世界の韓人の力を結集しようとの趣旨で外交通商部が主催したこの日の行事では、日本のプロ野球で活躍した張勲（チャン・フン、張本勲）さんをはじめ、独立運動家・趙炳堯（チョ・ビョンヨ）の孫にあたるヤン・ウンヘさんら在外同胞と、韓悳洙（ハン・ドクス）首相、外交通商部の宋旻淳（ソン・ミンスン）長官らが出席した。記念式では在外同胞社会の発展に寄与したとして張さんらに勲章が贈られた。

　あいさつに立った韓首相は、「きのう歴史的な南北首脳会談が成功裏に終わったため、この場もより意味深いものになった。南北首脳が在外同胞の権利と利益に向け協力を強化することにしたのは、同胞たちにも助けになるだろう」と述べた。

　政府は今月4日から7日までを世界韓人週間とし、音楽界や移民写真展などさまざまなイベントを用意している。


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