キンタナ氏(資料写真)=(聯合ニュース)
キンタナ氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部と統一部は15日、北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者が16日に崔鍾文(チェ・ジョンムン)外交部第2次官、崔領ジュン(チェ・ヨンジュン)統一部次官にそれぞれ会い、北朝鮮の人権問題について議論すると発表した。

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 キンタナ氏はまた、統一部で北朝鮮人権問題を担当する人道協力局長と局長級実務協議も行う予定だ。

 同部の当局者は、議題に関して「北の人権状況全般における相互の関心事について話し合う場になる」と説明した。

 また、キンタナ氏が北朝鮮へのビラ散布を禁じる韓国の法律について表現の自由を抑圧するものだとして批判的な立場を示していることから、この問題も議論される可能性がありそうだ。

 キンタナ氏は来月の国連人権理事会に提出する北朝鮮の人権に関する報告書を作成するため、15日から23日まで韓国に滞在する。今回の訪韓は、2016年8月の就任以来7回目となる。

 23日には韓国プレスセンター(ソウル市中区)で訪韓結果について記者会見を開く予定だ。これに先立ち、北朝鮮へのビラ散布が南北軍事境界線付近の住民の安全を脅かすかを確認するために現地を訪れる可能性もある。


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