韓国農水産食品流通公社(aT)によると、最近、日本では“背徳グルメ”が人気キーワードとして浮上している。背徳グルメとは道徳的なものを排撃して罪悪感を感じる食べ物のことだ。すなわち、カロリーが高くて身体に悪いという事実を知りながらも諦められない食べ物を指す。ソーシャルネットワーキングサービスであるSNSを中心に流行している。
日本の人気料理研究家は、メディアを通して「人は背徳グルメを食べながらストレス発散や達成感、満足感を感じることができる」と分析した。
背徳グルメに含まれる商品には一般的にニンニク、チーズ、バター、油などが多く含まれ、特にニンニクを強調した商品が多い。食パンの上にチーズと生はちみつをいっぱいかけたパンや、チーズたっぷりの肉、にんにくとはちみつ、クリームがたっぷり入った韓国風ガーリックトーストなどが代表的だ。ラーメンでも濃厚なカルボナーラ風ラーメンが人気だ。
このような傾向により、巷では“背徳感”や“罪”という単語を製品パッケージに入れたケースが多くなった。
aT関係者は「新型コロナで高カロリー料理の自制がさらに強くなり、むしろ背徳グルメが人々の共感を通して流行することになったとみられる」とし、「製品開発が一方にだけ偏るようになれば、消費者は食傷感を感じる可能性がある」と述べた。
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