新在韓米国大使に「対北制裁経験」のフィリップ・ゴールドバーグ氏を指名

米国のバイデン大統領が、在韓米国大使にフィリップ・ゴールドバーグ氏を指名した。

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11日（現地時間）、ホワイトハウスによると、バイデン大統領は、北朝鮮制裁履行の経験がある外交官出身のゴールドバーグ大使を指名した。在韓米国大使職は昨年1月、バイデン政府が発足してからハリス前大使が退いた後1年以上空席の状態だ。

ゴールドバーグ氏はオバマ政権時代の2009～2010年、国務省の国連対北制裁履行担当調整官を務めた経歴がある。米朝関係が膠着状態に陥ったため、ゴールドバーグ氏の役割が重要になったと見ている。

ゴールドバーグ氏は駐チリ大使代行、駐キューバ大使代行、駐ボリビア大使、駐フィリピン大使などを務めた職業外交官だ。トランプ政権時の2019年から駐コロンビア大使を務めてきた。2010~2013年には国務省情報調査局（INR）担当次官補を務めたこともある。