11日、保守系野党「国民の力」のテ・ヨンホ議員(ソウル江南甲)が、国会立法調査処と国土交通部から受けた「ソウル市自治区別輸入車登録現況」によると、昨年基準で中区に登録された輸入車は2万3578台で、前年(1万2920台)の2倍近く増加した。中区内の全体登録自動車(6万1158台)の39%を占めた。
これはソウル市25自治区の中で最も高い数値だ。2016~2020年の5年間、輸入車の割合が1位の区は江南区だった。
中区は、ソウル市自治区の中で面積が小さく、人口数が少ない地域の一つだ。しかし、昔から企業や商業施設が密集した地域であるため、法人名義で登録した輸入車が多いと分析される。特に昨年、法人がよく利用する高価輸入車の販売が増え、輸入車の割合も急増したものとみられる。
中区に次いで江南区(37%)、ヨンサン(龍山)区(36%)、ソチョ(瑞草)区(35%)の順で輸入車の比率が高かった。対象的に低い自治区はカンブク(江北)区、トボン(道峰)区、衿川(クムチョン)区で、比率は10%水準だった。
テ・ヨンホ議員は「新型コロナウイルス感染症の拡散で経済も良くない。それなのに輸入車の比重が増えるのは、(個人では)抑えられた消費欲求が現れた側面もあるようだ」と述べた。
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