アン候補はこの日の午前、オンラインにより開かれた米ハーバード大学ケネディスクールの外交政策セミナーに招請され「私だけが、もしくは第3党に位置している人だけが、両方を統合することができる」として、先のように語った。
アン候補は「韓国が経済規模に比べ政界の思考方式をみると、グローバルな視点のない人がほとんどだ」とし「そのため互いに相手だけをみつめ内部で争うだけで、世界がどのように変わっているのかについては非常に鈍感だ」と語った。
安候補は社会の両極化について「それが現在、大韓民国が解決すべき時代的課題だ」とし「いまや大韓民国は、両党体制から多党制へと移る時がきたと考える」と語った。
「多党制になるためには制度的基盤が必要だ」と主張したアン候補は、2つの案を提示した。
アン候補は「まず初めに、国会議員の選挙制度の変化だ」とし「現在は、両党だけがほとんど存在することを可能にする “勝者独占”の小選挙区制である。これをドイツ式の政党名簿比例代表制に変えたり、一つの選挙区から国会議員を3~5人ほど選ぶ中選挙区制に変えれば、多党制が可能となる」と語った。
つづけて「2つ目は大統領選挙の決選投票制の導入だ」とし「そうなれば、両統制の弊害をかなり減らすことができる」と語った。
アン候補は「両党にとって極度に有利な選挙制度下でも第3党を作り、これまで一生懸命努力してきた。今回の大統領選挙に挑戦したことも、そのような理由からだ」とし「私のロールモデルは、まさにフランスのエマニュエル・マクロン大統領だ。そのような国となるために、私なりに一生懸命努力していく」と語った。
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