ファッションテックは繊維によるファッションとITを融合した産業で、スマート衣類や個人別にカスタマイズする衣類、仮想衣類などを包括する概念となる。
ファッションテックの分野はいまだ絶対的強者がおらず、韓国のファッション産業にはチャンスになりえるとの観測が出ている。これに対し政府は、世界のファッションテック市場に先駆けることと製造現場の知能化および自動化、デジタル基盤のエコシステム造成といった、ファッションの3大デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略を推進することとした。
政府は上半期中にファッションやITなどの専門家からなる事業企画団を結成し、世界的レベルの「メタファッション・クラスター」を造成する。
創作や創業のためのスペースを構築し、仮想衣類の制作を支援。建物内には大型ホログラムスタジオを設置して仮想ファッションショーを開催するなど、メタバースを活用して世界へと発信していく計画だ。
デジタル技術を活用した各種テスト事業も進める。有名デザイナーとセレブが協業して仮想衣類を制作し、非代替性トークン(NFT)技術を適用して販売する「メタファッション協業プロジェクト」も来月に着手する。
また下半期には「Kファッション・オーディション」の受賞作を対象にメタバースでバーチャルファッションショーを開催し、その場で仮想衣類を販売する予定だ。
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