10日付の台湾新聞などによると、ジュ選手の母親は前日、自身のインスタグラムに選抜戦当時の映像を掲載し、「逆風飛翔」という文を添えた。映像ではジュ選手はミスなく試合をする。このような映像を掲載したのは、最近の中国内でのジュ選手への悪質な世論を鎮静化するためのものと見られる。
最近、中国最大のソーシャルメディア「ウェイボー」には、「ジュ・イーが倒れた」というハッシュタグが3億回のクリック件数を記録した。
また、米国出身で中国に帰化したジュ選手に対し、「愛国心より中国語を先に教えなければならない」という人身攻撃的な書き込みも相次いだ。
過度な批判が相次ぐと、ウェイボー側はジュ選手にサイバー暴力を加えた93のアカウントを停止させ、約300の文章を削除した。
新華社通信は7日、「ジュ選手が中国語ができないとか、中国メディアのインタビューを断ったというデマは事実ではない」と擁護し、インターネットメディアのファン・パイは論評で、「ジュ選手を応援する。頑張れ」と応援した。
一方、中国のソーシャルメディアはこれだけでなく、北京冬季五輪関連の悪質な書き込み数万件を削除し、数千件の関連アカウントを停止させた。
香港明報によると、中国版ツイッター「ウェイボー」は前日、声明を通じて、北京五輪関連の書き込み4万1473件を削除し、850件のアカウントを停止したと発表した。
ウェイボーは「感情的な言葉は選手たちの負担を大きくするだけ」とし「ミスに対して選手たちを攻撃しないでほしい」とした。
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