韓国では11日夜、次期大統領選候補4人による2回目のTV討論が行われる(画像提供:wowkorea)
韓国では11日夜、次期大統領選候補4人による2回目のTV討論が行われる(画像提供:wowkorea)
韓国ではきょう(11日)、与党“共に民主党”のイ・ジェミョン(李在明)氏・国民の力のユン・ソギョル(尹錫悦)氏・国民の党のアン・チョルス(安哲秀)氏・正義党のシム・サンジョン(沈相ジョン)氏という次期大統領選候補4人による2回目のTV討論が行われる。現在、両強体制となっている中、イ候補とユン候補の夫人たちによる物議に関して熾烈(しれつ)な攻防などが繰り広げられることになるか、注目されている。

韓国記者協会が主催し放送社6社が主管する今回の討論は、この日の午後8時から約2時間、ソウルの毎日経済メディアセンターで開かれる。

候補4人は、今回の選挙のキャスティングボートになるとされている「20・30代世代のための政策・公約」を提示しながら、新型コロナウイルス感染症危機を克服する指導者として自身が適任者だということを、それぞれが主張するものとみられる。

また今回の討論会では、前回後に物議をかもしているイ候補夫人の過剰儀典疑惑、ユン候補夫人の株価捜査疑惑などへの国民の知る権利とその疑惑解消などが前面に出てくるものと予想される。

これとともに、ユン候補の「執権時、前政権の積弊清算捜査」発言に対するムン・ジェイン(文在寅)大統領をはじめとした与党圏の反発が強くなっていることから、与野党間で攻防戦が繰り広げられる可能性もある。

ただ、イ・ユン両候補は「ネガティブ自粛基調を維持する」という方針であることが伝えられている。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96