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韓国 きょうのニュース(2月10日)
◇文大統領 南北首脳会談に「先決条件ない」 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5月の退任を控え、韓国国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと共同通信やAP、ロイターなど海外通信社による合同書面インタビューに応じた。任期内の南北首脳会談開催の可能性について、「首脳会談の先決条件があるとは考えていない」と答え、会談の形式に関しても「対話の意思があるなら、対面であろうとオンラインであろうと形式は重要ではない。北が望む形式で開催できる」と語った。◇文大統領が野党大統領選候補に謝罪要求 「強い怒り」 文大統領は大統領選(3月9日投開票)の保守系最大野党「国民の力」候補、尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が大統領に就任すれば前政権の「積弊(積み重なった弊害)清算」捜査を行うと述べたことに対し、謝罪を求めた。また、「現政権を根拠もなく積弊捜査の対象、違法に追いやったことに強い怒りを表す」とも述べた。現職の大統領が野党の大統領候補に「強い怒り」を表し、謝罪を要求するのは異例。◇大統領選4候補 11日に2回目のテレビ討論会開催 大統領選の主な4候補、革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事、「国民の力」の尹氏、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元代表によるテレビ討論会が11日に開催される。4候補によるテレビ討論会は2回目。今回のテーマは若者と新型コロナウイルス政策だが、自由テーマ討論で尹氏の「積弊清算」発言を巡って舌戦が繰り広げられる可能性がある。◇大統領選候補の支持率 李氏と尹氏が35%で並ぶ 世論調査会社4社が発表した大統領選候補の支持率は、李氏と尹氏が35%で並んだ。先月24~26日に実施した前回調査と比べ、李氏は横ばい、尹氏は1ポイント上昇した。支持する候補と関係なく、大統領選で誰が当選すると思うかを尋ねる質問には、回答者の43%が尹氏、34%が李氏を挙げた。前回調査では李氏が38%、尹氏が37%だったが逆転した。◇フィギュア男子で車俊煥5位 キム・ヨナ以来の快挙=北京五輪 北京冬季五輪はフィギュアスケート男子のフリーが行われ、韓国のエース車俊煥(チャ・ジュンファン)が182.87点を出した。ショートプログラム(SP、99.51点)との合計は282.38点で、5位に入った。五輪のフィギュアで韓国勢が5位以内を記録するのはバンクーバーで金メダル、ソチで銀メダルを獲得した女子のキム・ヨナ以来となる。