ビデオメッセージであいさつする姜大使(ユーチューブから)=(聯合ニュース)《転載・転用禁止》
ビデオメッセージであいさつする姜大使(ユーチューブから)=(聯合ニュース)《転載・転用禁止》
【東京聯合ニュース】1919年に東京の朝鮮人留学生が日本による植民地支配に抵抗して発表した「二・八独立宣言」から103年を迎えた8日、韓国の姜昌一(カン・チャンイル)駐日大使は「韓日関係は大変厳しい」との認識を示しながら、「私たちが力を尽くして韓日関係を正常化し、友好的にすることが、二・八独立宣言を継承する道でもある」と呼び掛けた。在日本韓国YMCAが主催した記念式典にビデオメッセージを寄せた。

 姜氏は、韓国と日本が手を取り合って進んでいくことがYMCAの精神だとし、「その精神を継承してわれわれが韓日関係を正常化し、韓日が一層緊密に、世界のリーダーとして羽ばたくことを願う」と述べた。

 在日本大韓民国民団(民団)の呂健二(ヨ・ゴニ)団長は鄭夢周(チョン・モンジュ)副団長が代読したあいさつで、韓日関係が迷路にはまり込んでいる中、「在日韓国人は韓国と日本の懸け橋の役割を果たし、韓日の新たな時代を背負う次の世代を育てていく」と表明した。

 記念式典には独立功労者の子孫や在日団体関係者、留学生の代表、在日韓国人などが出席した。


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