ソマリランド共和国の政府代表団が8日から台湾を訪問する。

 台湾外交部は7日、ソマリランドのH.E. Essa Kayd Mohamud Raagsale外務大臣を含む代表団が8日から12日まで台湾を訪問すると発表。代表団は蔡英文(さいえいぶん)総統や呉ショウ燮(ごしょうしょう)外相と会談を行うほか、台湾企業を訪問するとしている。

 外交部の欧江安(おうこうあん)報道官によると、今回のソマリランド代表団訪問は台湾側の要請に応えたもの。代表団には外相のほかにも財務大臣ら複数の政府高官が同行している。

 ソマリランド代表団は蔡総統・呉外相との会談に続き、王美花(おうびか)経済部長や貿易協会の黄志芳(こうしほう)理事長らとも会談を行う。また、財団法人「国際合作発展基金会」や台湾企業「台湾中油公司」も訪問し、協力分野について意見交換するとしている。

 ソマリランドは「アフリカの角」に位置する共和国。2020年に台湾とお互いに「代表処」を設立し、貿易・農業・教育・資源開発などの分野で協力している。
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