文大統領　ＥＵ欧州委員長と電話会談＝ウクライナ情勢など協議

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は７日、欧州連合（ＥＵ）のフォンデアライエン欧州委員長と電話会談し、韓国とＥＵの関係や国際情勢などについて意見交換した。　韓国青瓦台（大統領府）の朴ギョン美（パク・ギョンミ）報道官によると、フォンデアライエン氏はウクライナ情勢の平和的解決及び、安定したエネルギー供給のためのＥＵの努力を説明した。これに対し文大統領は外交的な解決を通じてウクライナの平和と安定が回復することを期待するとの立場を伝えた。　文大統領は最近の朝鮮半島情勢や韓国政府の対北朝鮮政策を説明し、朝鮮半島の完全な非核化および平和構築のためのＥＵの持続的な支持を求めた。　フォンデアライエン氏は韓国政府の努力を評価し、ＥＵが今後も支持していくことを確認した。　両氏は昨年１２月、ＥＵが韓国の個人情報保護規定について、ＥＵの関連法の水準を満たしたと認める措置をしたことを歓迎し、両側のデジタル貿易と投資が促進されるとの認識で一致した。　今回の電話会談はＥＵ側の要請で行われた。