4日、プサン(釜山)市や他の区・郡では、3日に政府のオミクロン変異の対応体系が本格稼動し、患者の保護者は60歳以上をはじめとする‘PCR優先検査対象者’から除外された。
病院で患者を看病するには保護者もPCR検査を受けてコロナ陰性判定を受けなければならないが、PCR検査を受けるには一般人のように迅速抗原検査で陽性反応が出た場合に検査対象になる。
PCR検査の結果、感染診断を受けると病院に入ることができないため、これでは何の意味もない。医療機関の選別診療所でお金を支払えばPCR検査を受けることができる。
しかし、検査費用が10万ウォン(約9400円)程度と負担になるだけでなく、看病しなければならない患者が入退院を繰り返したり、常駐保護者が疲れて他の家族と交代する状況になると毎回お金を払って検査を受けるのも難しいというのが実情だ。
また、保健所などは休日にも選別検査所を運営するが、医療機関の選別診療所は平日のみ運営する場合がほとんどであるため、かなりの不便を覚悟しなければならない。
釜山市のある患者の保護者は「70代後半の母が病院で父を看病しているが、保護者と交代するたびに8万ウォン(約7700円)を払い、PCR検査を受けなければならないので負担が大きい。患者の保護者を優先検査対象から除外した理由が分からない」と不便を訴えた。
SNSにもこのような不満が殺到している。
あるネットユーザーは「家族が重大な手術を控えているのに、保護者はPCR検査の心配までしなければならない。これはどういうことだ」と怒りを露わにした。
別のネットユーザーは「この問題を調べようとあちこちに電話をかけてみたが、まともな案内をしてもらえず、非常に腹が立った」と述べた。
入院患者はもちろん、看病する保護者もPCR陰性確認書が必要なら、保護者もPCR優先検査対象者に含めるべきではないかという書き込みも殺到している。
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