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済州KALホテルが4月末で営業終了 48年の歴史に幕
【済州聯合ニュース】韓国の大韓航空を中核とする韓進グループ傘下のKALホテルネットワークは4日、従業員向けの説明会を開き、南部・済州島の済州KALホテルの営業を4月30日で終了すると発表した。 同社はこの日の説明会以降、従業員の雇用引き継ぎ問題や慰労金の支給などを労組側と協議し、決定するとの立場だ。 済州KALホテルでは現在、カジノを含めて300人以上の従業員が勤務している。 新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げが急減し、経営状態が悪化したことから、KALホテルネットワークは昨年12月に開催した取締役会で済州KALホテルの売却を決定した。ホテルの敷地と建物の評価額は687億2173万ウォン(約65億9200万円)。 同社は現在、不動産専門の資産運用会社とホテルの売却に向け交渉を行っている。 1974年に完工した済州KALホテルは、40年以上にわたり済州島のランドマークとして地元住民や新婚旅行客をはじめとする観光客に愛されてきた。