与党選挙管理委員会の首席報道官は、この日の夜に韓国主要放送3社の合同招請によるTV討論会が終わった後の論評で「特に、他人をけなしこき下ろすために、自分のビジョンと政見を伝える時間を無駄に使っている野党候補の姿は非常に残念だった」と伝えた。
つづけて「国民の皆さまは初の4者討論会で、新型コロナウイルス感染症危機により国民の疲弊した生活をどのように回復するかに対する生産的な論議を期待していただろう」とし「しかし4者の候補者たちは熾烈に討論はしたが、国民が気になっている民生問題は十分扱われることがなかったのは残念だ」と伝えた。
また「ユン候補の準備不足は、討論の至るところでみられた」とし「結局、経験なく準備もなされていない無能な候補ということを隠すために、ネガティブなことだけに血眼になっていたとみるしかない」と批判した。
さらに「先制攻撃・サード(THAAD:終末高高度防衛ミサイル)配置などを扱った外交・安保分野では、大統領選候補討論の重要性を実感する時間となった」とし「一方的な思考と判断がどれほど危険なのかが、4者討論を通じて感じられた」と改めてユン候補を非難した。
一方、イ・ジェミョン(李在明)与党候補については「討論を通じて、国政全般への深い理解と準備された国政運営力をしっかりみせてくれた」と評価した。
つづけて「今回の討論を通して、どの候補が危機に直面した韓国を率いていく有能な指導者なのか、どの候補が危機に直面した国民の生活に責任をもち解決していくリーダーなのかを、国民の皆さまが判断してくださることを期待する」と伝えた。
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