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韓国 きょうのニュース(2月3日)
◇外相が佐渡金山の世界遺産登録推進に抗議 林氏と電話会談 外交部は3日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官が同日午後に日本の林芳正外相と電話会談を行い、日本政府が朝鮮半島出身者の強制労働の歴史に背を向けたまま、新潟県の「佐渡島の金山」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産登録の推進を決めたことに対して深い失望と抗議の意を表したと発表した。日本政府は先月28日に佐渡島の金山の世界文化遺産登録の推進を決定し、今月1日にユネスコに推薦書を提出している。◇大統領選4候補の討論会 計4回開催か 大統領選(3月9日投開票)の革新系与党「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元代表による初のテレビ討論会が3日夜に開かれるのを前に、次回の討論会の日程にも関心が集まっている。中央選挙管理委員会が予告した法定テレビ討論会は計3回(2月21日、25日、3月2日)で、候補者同士が合意すればこれ以外にもいつでも討論会を開催できる。3日夜に開かれるのもこうした性格の討論会だ。支持率上位の李氏と尹氏の2候補による討論会が実現するかも注目される。◇大統領選与党候補が妻の疑惑で謝罪 職員に私用指示か 大統領選の革新系与党「共に民主党」候補の李在明・前京畿道知事は、知事時代に道庁の職員が部下に妻の金恵景(キム・ヘギョン)氏の私用をさせたとの疑惑を巡り、「心配をかけ、申し訳ない」と謝罪した。李氏はこの過程で道の経費が不正に使われたとの別の報道に関しては、知事時代に不適切な経費の使用があったかどうかを監査機関で徹底的に監査するよう要請。「問題が明らかになる場合、規定に沿って責任を取る」と述べた。◇「輸出は上昇局面、当分は好調」 中銀報告書 韓国銀行(中央銀行)は輸出関連の報告書で、「輸出状況を判断する指標の最近の動きを踏まえると、韓国の輸出は現在上昇局面にある。上昇傾向は堅固で、当分は堅調な流れが続く」との見解を示した。韓国の輸出は1990年以降、7回の循環(サイクル)が見られた。現在は8回目の循環の上昇局面にある。この上昇局面は2020年4月に始まり、21年12月現在まで1年8カ月続いている。過去の循環の上昇局面が平均1年11カ月続いたことに照らすと、今回はまだ山に達していないという。◇ソウルのガソリン価格170円に迫る 油類税引き下げの効果減少 ウクライナ情勢を巡る緊張などで原油価格の高騰が続くなか、ガソリン価格がソウルで1リットル1800ウォン(約170円)に迫り、政府が昨年11月に実施した油類税引き下げの効果が薄れてきたとの分析が出ている。韓国石油公社によると、3日正午の時点で全国のガソリン平均価格は1リットル1670.6ウォンとなっている。全国でガソリンが最も高いソウルの平均価格は1リットル1743.9ウォンで、前日から2.5ウォン上昇した。◇15~64歳の生産年齢人口 30年までに320万人減の予想 雇用労働部は、高齢化により2030年までに15~64歳の生産年齢人口が大幅に減少するとの見通しを発表した。15歳以上の人口は20年から30年までに134万4000人増加すると予想。一方、高齢者の人口の割合が上昇し、15~64歳の生産年齢人口は同期間に320万2000人減少するとの見方を示した。