杭州市衛生健康委員会によると、富陽区では2日午前9時までの時点で、乳幼児10人の感染確定患者が確認されている。この10人はいずれも、富陽区内で集団感染が発生した母嬰生活館(ベビー用品の販売や、乳幼児を遊ばせるスペースが設けられた店舗)と関連があり、当該店舗で遊んだりシャワーを浴びたりし、密閉された空間に長時間滞在して感染したものと見られている。
杭州市は小児科専門医を中心とした専門家グループを構成し、乳幼児たちの治療にあたっている。当該乳幼児感染者の多くには咳や痰などの症状が見られ、患者の年齢と病状に合わせて対症療法を行い、必要に応じて漢方薬での治療を行っている。現在、全ての患者の症状が安定しているという。
10人の感染者のうち1歳以下の感染者4人に対しては、24時間体制でのサポートが行われている。病院側は乳幼児の親とビデオチャットなどを通じて連絡を取り、保護者が院内での子どもの治療や回復状況を随時知れるよう、体制が整えられている。
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