金首相は2日午後、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス中央災難(災害)安全対策本部会議を開き、「今回の連休の影響が実際に確認される2月の1か月間がヤマ場となる」とし、このように述べた。
先週末から始まった旧正月連休が終わり、連休期間の移動増加による新型コロナウイルス感染拡大が懸念されている。
金首相は「故郷を訪れた方々は職場などに復帰する前に必ず診断検査を受けてほしい」とし「当分は公共施設の訪問を控えて、自ら健康状態を綿密に調べることも要請する」と述べた。
また「拡散速度も思ったより速いようで、この拡散をある程度抑えておかないと、懸念する状況になるのではないかと思う」とし「各職場は先制的な診断検査、病気なら家で休むなどして職場内の感染拡散を事前に防いでほしい」と要請した。
移動量の多い祝日の直後は感染者が増えて、オミクロン株の高い感染力を考慮すれば、今後しばらくの間、強い拡散傾向が続くものと予想される。
カギは、オミクロン株の拡散被害を最小限に抑えることだ。金首相は「これまで私たちは病床を着実に拡充し、高齢層から3回目の接種率を高めている」とし「飲み薬を迅速に導入し、在宅治療力量も持続拡大して医療現場は安定を維持しており、私たちの日常生活にも大きな衝撃がなかった」と分析した。
さらに金首相は「国民も積極的に3回目の接種に参加し、KF-80以上のマスク着用、疑いがあれば診断検査など、防疫に積極的に協力してほしい」と要請した。
金首相は特に最近、感染者の割合が最も高い20代の速やかなワクチン3回目接種と10代の積極的な接種への参加を要請した。金首相は「重症者、死亡者の大半が50代に集中したが、さまざまな拡散を起こす方々は主に若者層」と指摘した。
一方、先月中旬に決定した社会的距離の確保は今週末に終わるため、来週から適用する防疫措置調整案が決定される。金首相は「今週金曜日(4日)に中央災難(災害)安全対策本部の議論を経て、国民の皆さんに詳細に説明する」と伝えた。
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