韓国野党“国民の党”の安哲秀 次期大統領選候補(画像提供:wowkorea)
韓国野党“国民の党”の安哲秀 次期大統領選候補(画像提供:wowkorea)
韓国野党“国民の党”のアン・チョルス(安哲秀)次期大統領選候補はきょう(2日)「北朝鮮の軍事的挑発と、核実験・大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射再開の示唆などにより朝鮮半島の緊張が高まっているが、『遺憾だ』という言葉以外には沈黙しているムン・ジェイン(文在寅)政府の “遺憾安保政策”は本当に遺憾だ」と批判した。

アン候補はこの日、フェイスブックを通じて「安保政策は弱腰ではダメだ」とし「北朝鮮のどのような挑発も即撃退できる強力な防御システム構築により北朝鮮に対し警告し、国民を安心させなければならない」と指摘した。

つづけて「北朝鮮の非対称戦力に効果的に対応しようとすれば、何よりも制空権確保が重要だ」とし「強力な空軍力により、朝鮮半島の制空権を完全に掌握する」と伝えた。

アン候補は「大統領に当選すれば、数十兆ウォン(1兆ウォン=約952億円)の国防予算の効率性と軍の戦略兵器獲得事業計画を精密に再点検する」とし「老朽化した戦闘機を現在の計画よりも3~5年早く淘汰させ、最先端のハイレベルな戦闘機を導入する」と主張した。

つづけて「現在、わが国の戦闘機約410余機のうち20%以上は導入してから40年以上が過ぎた老朽化した戦闘機(F-4・F-5)で、先日墜落したのもF-5であった」とし「2000年以降13機が墜落していることから、老朽化したF-5戦闘機はいつまた不意の事故が発生するかもしれない状況であるにもかかわらず、政府には何の対策もない」と指摘した。

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