業界関係者によると、これら3車種の2021年の販売台数は合計9万6578台だった。22年1月の集計はまだ発表前だが、今年に入り3週間で4000台超を売り上げており、累計は10万台を超えた。昨年10月に5万台を突破してからわずか3か月で10万台に達した。
車種別の累計販売をみると、アイオニック5が約6万7000台(国内2万3000台、輸出4万4000台)、EV6が約3万2000台(国内1万1000台、輸出2万1000台)で、今年輸出が始まったばかりのGV60は約1000台(国内)となっている。
アイオニック5は昨年2月の予約受け付け初日に2万3760台と、エンジン車を含めた国内販売車種としては史上最多を記録した。EV6も予約開始当日に同社では過去最多の2万1016台の注文を受け付けた。両車種とも自動車大国ドイツで高い評価を受けている。また、ジェネシス初のEVとなったGV60は、予約受け付け初日に8000台以上の注文があり、1週間で1万台を超えた。
EV専用の車台を採用したEVは、エンジン車の車台を使ったEVに比べ車両スペースを有効に活用できるため、車体が軽量化される。生産効率と設計の利便性を向上させるメリットもある。
現代と起亜は2020年末にEV専用車台のE―GMPを公開し、これを採用したEVを11車種発売すると表明した。
現代は今年、中型セダンの「アイオニック6」を発売し、24年には大型スポーツタイプ多目的車(SUV)の「アイオニック7」を投入する予定。起亜は27年までに計7車種に増やす計画だ。
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