65歳以上の割合を性別で見ると、男性は8.0%、女性は11.9%だった。また65歳以上の人口の性比は、女性100人に対し男性が67.5人で、昨年の66.7人より0.8人、10年前より7.8人増えているなど、男性高齢者の死亡率が徐々に低下していることが浮き彫りとなった。
65歳以上の人口を14歳以下の人口で割った老齢化指数は55.1だったが、2016年には100.7となり、高齢者人口が幼年人口を上回るものと予想された。
一方、65歳以上の人口の昨年の離婚件数は男性の年齢を基準に3087件、女性の年齢を基準に1251件となり、1996年と比べると女性基準で離婚件数は6.3倍に増えた。この期間の離婚件数全体では1.6倍の増加にとどまっている。65歳以上の再婚件数も増えており、男性が1761件、女性が509件となり、10年前と比べると男性が1.9倍、女性が3.0倍となっている。
昨年の65歳以上の人口に対する公的年金の受給率は19.0%で、受給者は87万497人に上った。前年の16.1%から3ポイント近く上昇している。高齢者世帯は増えているが、労働所得よりも子どもなどからの仕送りや年金に依存する割合が高く、世帯主と配偶者ともに65歳以上の世帯では平均月収が120万8000ウォンとなった。非高齢者世帯の平均316万ウォンの38.2%水準にとどまっている。経済活動参加率は30.5%で、このうち半分となる50.2%が農業や漁業に従事していた。
65歳以上の高齢者の死亡原因はがんが最も多く、10万人当たり905.9人ががんで命を落としていた。次いで脳血管疾患が542.8人、心臓疾患が338.8人の順で多かった。健康保険上で65歳以上の高齢者に支出された医療費は本人負担分と公団負担分を合わせ7兆3931億ウォンで、前年より22.1%増えた。医療費全体の増加率は15.2%で、これを大きく上回った。
60歳以上のインターネットの利用率では、過去1か月間に利用した経験がある人の割合が17.4%に達し、前年の15.2%から2.2ポイント増えた。性別では男性が26.2%、女性が10.8%となった。
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