浙江省衛生健康委員会の発表によると、感染者の大部分が市内のある飲食関連の設備会社に勤務しており、感染はこの会社から発生したものと見られている。
25日に1人目の感染者が確認され、その後のゲノム解析で「オミクロン株」であることが分かった。この設備会社には297人の社員がおり、21日に忘年会を行った後に旧正月の休暇に入った。そのため一部の従業員は帰省しており、浙江省を離れている社員の感染も確認されている。
感染ルートはこの設備会社を中心とし、社員が利用した商店街や飲食店、また会社付近で行われた結婚式などからも感染者が確認されている。
杭州市は現地に残っている240人の社員のうち、すでに陽性の確定診断を受けた人を病院に移送し集中隔離治療を開始、その他の社員に対しては集中隔離措置を取っている。
浙江省衛生健康委員会は今回の「オミクロン株」の感染について、当該会社の工場倉庫に保管されていた輸入品と密接な関係があると見て、調査を続けている。
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