あす(29日)からは全国256か所の選別診療所どこでも迅速抗原検査が可能となる。来月3日からは町の病院・医院で新型コロナウイルス検査と治療を受けることができる。キム・ブギョム(金富謙)首相は、「故郷訪問などの移動と、人と会うことを自粛してほしい」と訴えた。しかしきょう午前からキンポ(金浦)空港は旧正月の帰省客、旅行客で混雑している。
中央防疫対策本部によると、きょう午前0時現在の新型コロナウイルス新規感染者は1万6096人と集計された。国内発生の感染者は1万5894人、海外流入の感染者は202人で、累積感染者は79万3582人だ。
入院中の重症者は316人。死亡者は24人で、累積死亡者は6678人(致命率0.84%)だ。
金首相はきょう、政府ソウル庁舎で主催した新型コロナウイルス中央災難安全対策本部会議兼安全状況点検会議で、「クァンジュ(光州)、チョンナム(全南)、ピョンテク(平沢)、アンソン(安城)の4か所のオミクロン株優勢地域できのうから施行されている新たな検査・治療体系の適用も、地域住民の参加と協力のおかげで順調に進んでいる」と述べた。
続いて、「あす(29日)から全国256か所の選別診療所のどこでも迅速抗原検査が可能となる」とし、「旧正月(ソルラル)の連休直後からは町の病院・医院で新型コロナウイルス検査と治療が受けられるようになる」と話した。
金首相は旧正月の連休における集まりの自粛を訴えた。そして、「あすから始まる5日間の連休がオミクロン株流行の規模を決定する変数となりそうだ」とし、「故郷訪問などの移動と、人と会うことをできるだけ自粛することを国民の皆さんに強く要請する」と述べた。また、昨年の秋夕(チュソク、中秋節)の連休後、感染者が約38%増加したことに言及し、「今は出発する感染者数自体がそのときとは比較できないほど」と懸念した。
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