全羅南道・宝城沖で20代の女性2人を殺害した疑いで逮捕された漁業を営む70歳の男が、2人を自身の所有する小型漁船に乗せ暴行をはたらこうとして殺害したことを認めた。
 宝城警察署が30日に明らかにしたところによると、この漁夫は25日午前11時30分ごろ、全羅南道宝城郡の船着場で、旅行に訪れた24歳と23歳の女性2人から船に乗せてほしいと頼まれ、2人を乗せて船を沖に出した。陸地から遠く離れた午後2時30分ごろ、漁夫は女性の1人に乱暴しようとしたが抵抗されて海に突き落とした。もう1人の女性は2人がもみ合っている最中、船に乗る前に知り合った付近の食堂の店主に携帯電話のショートメールで助けを求めたが、やはり漁夫に襲われもみ合いになり、同時に海に落ちた。先に船に上がった漁夫は漁業用の道具で女性に傷を負わせ船に上がれないようにした上で海に放置したまま1人船着場に戻り、2人を死なせた疑い。

 この漁夫は、9月初めに高興沖で遺体で発見された大学生2人についても自身の船に乗せていたことを自供しており、この2人も漁夫が殺害した可能性が高いと思われる。


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