旧正月連休「2877万人」の大移動…昨年より17%増加＝韓国

韓国では新型コロナウイルス感染症“オミクロン株”が急速に拡散している中、ことしの旧正月連休に計2877万人・一日平均480万人が移動するものと予想されている。これは、昨年より17%ほど増加した規模である。このことに対して韓国政府は旧正月連休における帰省や旅行を自粛するよう促し、高速道路の通行料を正常賦課することにした。高速道路の休憩所売場内での食事は禁止され、テイクアウトだけが許可されるなど防疫管理も強化される。

韓国国土交通部（省）は「今月28日から来月2日までの6日間を “旧正月特別交通対策期間”と定め、関係機関と協同して（先のような内容の）特別対策を施行する」ときのう（26日）明らかにした。

韓国政府は、オミクロン株の拡散により一日の新規感染者数が初の1万人を突破した状況の中、大移動が行なわれることから「移動時の防疫と安全管理」に重点をおいている。