韓国ソウル市、入居3年の新築マンション「浴室の壁が突然崩れる」(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市、入居3年の新築マンション「浴室の壁が突然崩れる」(画像提供:wowkorea)
韓国クァンジュ(光州)マンション崩壊事故により、安全に対する懸念が高まっている中、入居してから3年のソウルのあるマンションで、浴室の壁が崩れ落ちる事態が発生した。

25日、韓国の放送局「JTBC」の報道によると、入居者Aさんは先月、浴室で歯を磨いていたところ、突然タイルが壊れ落ちる事態が発生した。

タイルが崩れる数日前から、浴室のドア枠がゆがみ、扉が閉まらなくなっていたが、事故当日は、天井で“ギー”という音が聞こえ、“バーン”と崩れ落ちたという。

Aさんは当時の状況を、ガス爆発事故現場のように、音は大きく、タイルの破片も他の壁面まで飛び散ったという。そして「家が崩れると思い、急いで3歳の子供を連れ外に逃げた」と述べた。

Aさんの連絡を受けた施工関係者は、単純なタイル不良だとし、近いうちに補修をおこなうという。壊れた壁面は、発泡スチロールで覆われた状態だ。

最近起こった光州マンション崩落事故で、不安が大きくなったAさんは、施工業者側に専門家の安全性診断を要求したが、受け入れられなかったという。

施工業者側は「冬の寒さで、コンクリートが収縮し発生する現象」とし「構造的な問題ではなく、安全には問題ない」とした。

一方、住宅に欠陥が生じた場合、施工士に補修を要請することができる。もし施工士が補修を拒否すれば、国土交通部(国土交通省に相当)に審査を要求することができる。国土部に申請された欠陥審査は、昨年だけでも7600件あった。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78