韓国首相「1日の感染者1万3千人超え…重症者・死者を減らすことが最優先」(画像提供:wowkorea)
韓国首相「1日の感染者1万3千人超え…重症者・死者を減らすことが最優先」(画像提供:wowkorea)
韓国のキム・ブギョム(金富謙)首相は26日「オミクロン株が主流となってからわずか数日で1日の感染者数が1万3000人を越えた」と伝えた。

 金首相は同日、政府ソウル庁舎で開かれた中央災難(災害)安全対策本部会議兼安全状況点検会議で「国民の皆さんの協力にもオミクロン株の拡散傾向が本格化した」とし、このように述べた。

 新型コロナウイルスワクチン3回目接種拡大と強力な社会的距離の確保の影響で、今月中旬の新規感染者数は3000~4000人台を維持していたが、オミクロン株が主流となり、去る22日には7000人台を記録し、25日には8000人を超えた。さらに、同日午前0時基準で発表される新規感染者数は1万3000人を超えている。

 金首相は「昨日から防疫の最優先目標は、重症者と死者を減らすことに置いている」とし「本日(26日)から町の病院・医院中心の検査治療体系転換が始まる。29日からこうした体系転換を全国に拡大する」と述べた。

 続けて「全国256か所の選別診療所で迅速に抗原検査ができるように措置する」とし「旧正月連休期間中に抜かりなく準備し、2月3日からは全国の呼吸器専門クリニック431か所と指定された町の病院・医院に拡大施行する」と付け加えた。

 また、「オミクロンの波をうまく乗り切るためには、政府の防疫改編以上に国民の皆さんの防疫参加が必要だ」とし「今回の旧正月には可能なら故郷への帰省を控えてほしい」と要請した。


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