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22年の韓国成長率見通し 3.0%に下方修正=IMF
【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部によると、国際通貨基金(IMF)は25日(現地時間)に公表した世界経済見通しで、今年の韓国の成長率見通しを前回(2021年10月)の3.3%から3.0%に下方修正した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者急増が影響した。 ただ、好調な消費、経常黒字、新型コロナ克服のための補正予算の編成などが肯定的に作用し、主要国に比べ、下方修正の幅は大きくなかった。 米国は1.2ポイント、中国は0.8ポイント、ドイツは0.8ポイント下方修正されており、韓国は相対的に下げ幅が小さかった。 企画財政部は「オミクロン株の流行、米国や中国など主な貿易相手国の成長率見通しの下方修正などが否定的に作用したが、経常収支の黒字や、好調な消費、今回発表された補正予算案の効果などは肯定的な影響を与えたとみられる」と説明した。 IMFは韓国の来年の成長率見通しを2.9%とし、昨年10月時点より0.1ポイント上方修正した。 コロナ禍による反動を除外した2020~22年の平均成長率は2.01%で、主要7カ国(G7)を上回ることが分かった。 2020~23年の4年間の平均も2.23%と予測され、G7と比べ最も高いと分析された。 一方、IMFは世界経済の今年の成長率見通しを前回の4.9%から4.4%に下方修正した。