新しい光化門広場、7月オープン…面積が2倍に拡大=韓国(画像提供:wowkorea)
新しい光化門広場、7月オープン…面積が2倍に拡大=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルのクァンファムン(光化門)広場が今年7月、市民のもとに帰ってくる。2020年11月に着工してから約1年8か月ぶりだ。

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 ソウル市は光化門広場の南側にあり、セジョン(世宗)文化会館と隣接している市民広場の工事を6月までに完了し、7月に全面オープンすると25日、明らかにした。

 これに先立って、2020年11月、市は光化門広場の着工に入り、2021年10月の完成を目標に工事を進めてきた。工事金額は約800億ウォン(約76億円)。ただし、昨年4月、オ・セフン(呉世勲)市長が赴任後、設計の一部変更、重大災害処罰法の施行などの影響で、2度もオープンが見送られた。光化門広場の北側に位置する歴史広場は、来年オープンする予定だ。

 今年7月にオープンする市民広場は、既存の車道を撤去し、全空間を歩道として造成する。これにより、光化門広場の総面積は4万300平方メートルで、当初(1万8840平方メートル)の2.1倍に拡大する。広場の幅も35mから60mへと約1.7倍に拡大され、市民がより快適に広場を歩きながら楽しむことができるようになった。

 広場の全体面積の約25%に当たる空間(総面積9367平方メートル)は、緑で覆われた公園に変身する。緑地が既存(2830平方メートル)の3.3倍に拡大することになる。

 ソウル市はオ市長が昨年6月に発表した「光化門広場の補完・発展計画」に基づき、△広場の歴史性強化△歴史文化のストーリーテリング強化△広場周辺との連携活性化などに重点を置いて工事を推進してきた。

 ソウル市のヨ・ジャングォン均衡発展本部長は、「今年7月、新しい光化門広場を滞りなくオープンし、大韓民国を代表する広場であり、市民がいつでも訪れて癒される都心の中の憩いの場になるように努める」と述べた。夏には緑豊かなニレ、秋に風情あるケヤキ、冬にも緑の葉の松など47種と草花9万1070本を植え、市民が都心でも四季を感じることができるようにする予定だ。
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