米国防省は北朝鮮に対して「軍事的挑発を中断し、対話に乗り出すよう」改めて要求した(画像提供:wowkorea)
米国防省は北朝鮮に対して「軍事的挑発を中断し、対話に乗り出すよう」改めて要求した(画像提供:wowkorea)
米国防省は北朝鮮に対して「弾道ミサイル発射などの軍事的挑発を中断し、対話に乗り出すよう」改めて要求した。

米国防省の報道官は24日(現地時間)の会見で、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射の可能性についての質問に「我々は、北朝鮮の核の野望および弾道ミサイル能力増進への懸念に対し、かなり明確に訴えてきた」と語った。

つづけて「我々はこのことを引き続き糾弾し、北朝鮮が挑発を中断し国際法と国連安保理決議(対北制裁)を順守し、緊張緩和方案を模索することを求める」と付け加えた。

報道官は「米国は前提条件なしに北朝鮮と対話する意向があるが、北朝鮮が状況を進展させる意志をみせない」と説明した。

報道官は、中国の役割に関する質問には「隣国として北朝鮮に影響力のある中国が、対北制裁を包括的かつ結束力のある方法で履行する必要がある」と改めて指摘した。

一方北朝鮮は今月20日、核実験とICBM発射に関する猶予措置の撤回を示唆した。韓国の国家情報院は「北朝鮮が米国に圧力を加えるために、ピョンアンプクト(平安北道)チョルサン(鉄山)のドンチャンニ(東倉里)にあるミサイル発射場からICBMを発射する可能性がある」と国会情報委員会に報告したことが伝えられている。

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