韓国の金富謙首相(画像提供:wowkorea)
韓国の金富謙首相(画像提供:wowkorea)
韓国のキム・ブギョム(金富謙)首相はきょう(24日)の午後2時、政府のソウル庁舎で新型コロナウイルス感染症防疫に関して国民への談話を発表する。

キム首相はこの日の国民談話で、オミクロン株の拡散により新規感染者が急増している状況であることから、強化された防疫措置に協力するよう求めるものとみられる。

特に人口移動が多くなる旧正月(2月1日)の連休期間における防疫の重要性を強調することが予想される。今回の談話には、チョン・ヘチョル(全海チョル)行政安全相とクォン・ドクチョル(権徳チョル) 保健福祉相、疾病管理庁のチョン・ウンギョン(鄭銀敬)庁長も参席する。

今回キム首相が国民談話に踏み切ったのは、韓国内のオミクロン株感染者の週間検出率が初めて50%を突破するなど、新型コロナ防疫状況への懸念が高まっているためだ。

チョン行政安全相はこの日「キョンギド(京畿道)とチョルラド(全羅道)地域を中心にオミクロン株の感染者が急増したことで、国内の検出率が約50%に達している」と明らかにしている。

防疫当局はオミクロン株が韓国でも優勢株になったことが確認されたことで、予定通り26日からクァンジュ(光州)・チョルラナムド(全羅南道)などの4つの地域でまず防疫体系を「オミクロン株対応体系」に転換し、その後全国へと拡大施行する。感染者の急増に備えて濃厚接触者の自己隔離期間を7日に短縮するほか、マスクを着用していたなら隔離から除外するなど隔離方式の改編方案も検討中である。

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