「酒を飲みたくて」電子足輪を切って逃げた50代、6時間後に逮捕=韓国

酒を飲みたくて位置追跡電子装置（電子足輪）を壊して逃げた50代が6時間後に店で捕まった。

23日、キョンナム（慶南）マサン（馬山）中部警察署は電子装置付着法違反の疑いでAを検挙し、法務部に引き継いだと明らかにした。警察によると、キョンギ（京畿）道ナミャンジュ（南楊州）市在住のAは22日午後2時頃にチャンウォン（昌原）の姉を訪問した。

Aは近くの金物店で購入したハサミで電子足輪を壊してそのまま逃走した。Aの管轄であるウィジョンブ（議政府）保護観察所は、電子足輪の信号が切れたことを確認し警察に通報した。

通報を受けた警察がCCTVでAの動きを負ったところ、Aは逃走中に3回タクシーを乗り換え、昌原一帯を巡った。そして午後8時20分ごろ、逃走6時間後に昌原市の店にいたAを緊急逮捕した。

Aは「酒が飲みたくて電子足輪を壊した」と自供している。Aは性的暴行の疑いで2016年2月から10年間電子足輪の付着命令を受けている。