チョ・グク元法相の娘、レジデント選抜で相次ぐ不合格…怒った支持者「病院を建てよう」=韓国(画像提供:wowkorea)
チョ・グク元法相の娘、レジデント選抜で相次ぐ不合格…怒った支持者「病院を建てよう」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のチョ・グク元法相の娘、チョ・ミンさんが、病院のレジデント募集で相次ぎ不合格になった。そうした中で、チョ元法相のある支持者が、チョ・ミンさんのために病院の設立を提案し物議を醸している。これに関連して、チョ元法相は支持者たちに感謝の意を表しながらも、発言を撤回するように求めた。

 22日、韓国メディアのデジタルタイムズによると、チョ元法相は前日、フェイスブックで「メディアの報道に出た通り、娘はレジデントの選抜から脱落した。娘の成績とは関係ない。病院側には大きな負担になっていたようだ」と説明した。

 続いてチョ元法相は「検察の改革を支持する方々が、ろうそく総合病院を建てようという書き込みをしているようだ。いくつかのメディアがチョ・グク病院などと、あざ笑うよう報道したことを知っている」とし、「私たち家族は、法廷で訴訟に対し謙虚な気持ちと態度で臨んでいる」と付け加えた。

 最近、娘のチョ・ミンさんはミョンジ(明知)病院に続き、慶尚国立大学病院のレジデントの募集でも選ばれなかった。このニュースを知った一部の支持者は怒りをあらわにし、「基金を造成して病院を建てよう」と提案した。

 SNS「チョ・グクを愛する人たち」のアカウントには「チョ・ミンさんが積弊(過去からの勢力)の妨害により、医師の選抜試験で不合格になっている」という書き込みが掲載され、波紋が広がっていた。該当掲示物の作成者は「われわれが基金で病院を設立し、病院の株主になろう」と提案した。病院名は「ろうそく総合病院はどうか」と付け加えた。

 該当の書き込みには他の支持者から「不可能なことではない」、「病院名はチョ・グク病院にしよう」などの書き込みがされていた。

 一方、プレシアン紙は21日、釜山大学でチョ・ミンさんに対する医学専門大学院への入学取り消し関連聴聞会が、非公開で開かれたと報じた。

 釜山大学によると、20日、チョ・ミンさんの予備行政処分を確定する前に、当事者の意見を聞く聴聞会を開催したと明らかにした。これに先立ち、釜山大学は入学選考当時記載した内容が事実と違うという根拠で、昨年8月、チョ・ミンさんの医学専門大学院への入学を取り消す予備行政処分を下していた。

 同日の聴聞会は、チョさん側の法律代理人が出席し、具体的な聴聞内容は公開されなかった。釜山大学は聴聞の結果を土台に最終決定を下した後、当事者のチョさんに告知するという。
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