マリア役のチャン・ジニョン
マリア役のチャン・ジニョン
<b>120億ウォンの大作ドラマ『ロビイスト』
 『太王四神記』に挑戦状を叩きつける</b>

イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ

MBCドラマ『太王四神記』が、韓国ドラマの新紀元を開き、視聴者を楽しませている中、10月3日からは、また他の形態の大作ドラマが正面対決を宣言している。
ソン・イルグク、チャン・ジニョン主演の24部作SBS水木ドラマ『ロビイスト』だ。

特別な意味を持つ『太王四神記』を除いては、韓国ドラマ史上歴代トップの制作費(120億ウォン)が費やされた『ロビイスト』は、タイトルどおりロビイストたちの華麗で冷酷な人生を描く。果たしてベールを脱ぐロビイストたちの人生が、放送4話目にして視聴率30%を超えた歴史ファンタジーに追いつくことができるだろうか。

<b>◇銃声なきロビイストたちの戦争</b>
制作陣はドラマ紹介に先立ち、カン・クィヒ、リンダ・キム、ジョアン・リー、アン・ジンヒョン、ジェニファー・アン、カーレン・ハン、ロスリン・ローウィなどの名前を挙げた。皆、国際舞台で活躍する韓国系ロビイストたちであり、全員が女性だ。ドラマ『ロビイスト』もまた、女性ロビイスト“マリア”(チャン・ジニョン)の成功談が中心に描かれている。マリアが苦労の末、武器でロビイストとして成長する過程が描かれる。

制作陣は「すでに古くから、国際社会ではロビイストが映画の素材として登場するほど、普遍化された職業の1つで、ロビー活動は公式的で専門的な分野として認められている」
「おかしなことに、韓国ではマスコミを賑わせる各種の問題ごとにロビイストが登場し、その職業に対して否定的なイメージが強い。しかし、今回のドラマを通じて、ロビイストという興味深く魅力のある職業世界を存分に披露する」と明かした。

マリアは、米・海軍の情報局で勤務していた姉エバ(ユソン)が謎の死を遂げると、復讐を決意する過程でロビイストという仕事を学ぶことになる。その後、韓国に渡り、武器導入事業と関連し、最大規模の防衛産業体(防衛産業を経営する事業。ほとんどが国家の統制を受ける)との正面対決を繰り広げることになる。
この過程でドラマは、自然に、東北アジアの複雑な情勢と韓米関係、国内兵力問題なども描き出していく。

<b>◇ニューヨーク、ワシントン、キルギススタンでの“華やかなロケーション”</b>
『太王四神記』がCGで注目を集めたならば、『ロビイスト』は華麗な海外ロケを収めた映像が、異国的な面白味を感じさせるものと思われる。
主人公マリアとハリー(ソン・イルグク)、テヒョク(ハン・ジェソク)が、初めて出逢う場所はアメリカ。貧しい移民者の家庭の娘マリアと、ハリーの辛い幼少期、成長した彼らが運命のイタズラによって再び出逢う過程が繰り広げられる。

キルギスタンでは、主人公たちが馬に乗り銃を撃ち合うなど、ハラハラさせる追撃戦が撮影された。
中東武器取引現場など、緊張感漂うシーンもこの場所が舞台だ。おかげでドラマには、世界トップの都市と砂漠のような辺境地が並んで登場することになる。
チャン・ジニョンは「海外撮影がとても大変だったが、おかげで短時間でとても多くのことを学べたドラマ」と明かした。

<b>◇ベスト作家&豪華出演陣</b>
『朱蒙(チュモン)』、『オールイン~運命の愛』のチェ・ワンギュ作家と『頭を下げた男』、『女は何で生きるのか』のチュ・チャノク作家がタッグを組んだという事実だけでも、『ロビイスト』は研究対象だ。それぞれの特色がはっきりしている2人の作家たちは、ドラマを男性的な部分と女性的な部分に分けて執筆した。アクションなどのスケールの大きい部分はチェ作家が書き、ラブロマンスや感性的な部分はチュ作家が担当した。彼らの共同作業も、ドラマがどちらか一方に進むことを抑え、多様な見どころを追求する。

そしてここに、ブラウン管に帰ってきたスクリーンスターのチャン・ジニョン、『朱蒙(チュモン)』で国民的スターになったソン・イルグクを中心とし、ハン・ジェソク、ユソン、ホ・ジュノ、キム・ミスク、イ・ジェヨンなどの出演陣が登場する。彼らは武器ロビイストと詐欺師、スパイ、マフィアなどに扮し、様々な人間関係が描かれる。

※ロビイスト~特定圧力団体の利益のために、立法に影響を与える目的で政党や議員を相手に活動する人。交渉代理人、交渉人。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0