オーストリアでは、新型コロナワクチン未接種者に対し最大で約3600ユーロの罰金が科せられることが決定された(画像提供:wowkorea)
オーストリアでは、新型コロナワクチン未接種者に対し最大で約3600ユーロの罰金が科せられることが決定された(画像提供:wowkorea)
オーストリアでは新型コロナウイルス感染症ワクチンを強制するため、未接種者に対し最大で約3600ユーロ(約46万円)の罰金が科せられることが決定された。

20日(現地時間)英国の日刊紙“ガーディアン”によると、オーストリアの下院は評決を通して賛成137票・反対33票で、18歳以上の成人を対象にしたワクチン接種義務法案を可決させた。

この法案により、ワクチン接種証明がなかったり免除証明がない場合、600ユーロ(約7万8000円)の罰金が科せられる。その後指定日までに接種しないことが発覚するごとに、年間で最大4回にわたって最高で3600ユーロの罰金を支払うことになる。

オーストリア保健省は、罰金賦課の通知を受けた人が2週間以内にワクチンを接種する場合、罰金を免除することができるようにした。ただ妊娠していたり健康上の理由でワクチンを接種することができない人は、この法の適用対象から除外される。新型コロナに感染したり回復した人たちも、PCR検査で陽性判定を受けた日から180日間ワクチン接種義務から免除される。

一方、ワクチン接種率を高めるための誘引策も同時に実施される。カール・ネーハマー首相はこの日「市民たちはワクチンを接種するごとに、宝くじをもらえるようにする」とし「これは、接種者10人のうち1人に500ユーロ(約6万5000円)が当たるものだ」と伝えた。

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