産業通商資源部(経済産業省に相当)は20日、チョン・ユンジョン通商交渉室長が来る21日にメキシコ・メキシコシティでメキシコ経済省のルス・マリア・デラモラ通商担当次官と会談し、2008年以降中断している韓国-メキシコ自由貿易協定(FTA)交渉再開関連協議を進める計画だと発表した。
これを前に両国は、通商長官会談と次官級協議を通じて、韓国-メキシコFTA交渉再開の必要性に共感を示し、国内的な準備作業を着実に進めてきた。
1962年の国交樹立以来、政治・外交・経済などの分野で緊密な協力関係を維持してきたメキシコは、2005年に戦略的パートナー関係を結んだ中南米の核心的協力パートナー国だ。ことしは国交正常化60周年を迎え、これを記念する行事とともに経済協力関係のアップグレードのために韓国-メキシコFTA交渉再開も協議中だ。
特に、メキシコは中南米諸国の中で韓国の1位貿易相手国である。メキシコは自動車(15~20%)、鉄鋼(15%)、冷蔵庫(10~15%)、テレビ(10~5%)など主要品目の関税率が高い。さらに、韓国は自動車、鉄鋼、フラットパネルディスプレー、半導体、合成樹脂などを輸出する反面、メキシコは原油、鉱物、農畜産物、自動車部品などを主に輸出する相互補完的な貿易構造を持っている。両国がFTAを締結する場合、韓国業界の輸出環境はより改善される見通しだ。
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