新型コロナウイルス感染症経口治療薬「パクスロビド」(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルス感染症経口治療薬「パクスロビド」(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国に米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルス感染症経口治療薬(飲み薬)「パクスロビド」が導入されたが、処方を受けた人はまだ少ないことが分かった。 保健当局によると、導入初日の14日から16日までにパクスロビドの処方を受けた患者は計39人にとどまった。同薬は13日に2万1000人分が到着。1日当たり1000人以上に投与可能と予想されていた。 政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は19日の会見で「(薬が)導入されたばかりで(医療)現場は適応段階にある」とし、「処方の基準、手続きに慣れるまでやや時間が必要」と説明した。 医療現場からは併用禁忌薬が多く、パクスロビドを処方できないケースが多いという声が上がっている。 孫氏は、併用禁忌薬や患者の状態を踏まえて処方を控えるケースもあるようだとし、手続きや基準が複雑な部分については21日ごろに改善策を発表すると説明した。
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